格闘家・那須川天心の弟である那須川龍心がMMAルールで試合することが決まりました。
では、なぜこのルールで試合が決まったのか。
今まではどんなルールで試合してきたのか。
また、那須川兄弟やMMAとはどういったルールなのかなどを深堀りしていきたいと思います。
那須川龍心MMAデビュー
出典:RISE
那須川天心の弟である龍心がMMAルールでデビューすることが決まりました。
なぜ試合が決まったのかを説明していきます。
12月16日に東京・両国国技館でRISEという格闘技団体の試合が開催されました。
RISEという格闘技団体のルールがございます。
RISEはパンチ、キック、ヒザ蹴りのみの攻撃が許されていてムエタイやキックボクシングのような首相撲などの組み合いは全面禁止の立技格闘技です。
このルールで3分3R の延長1Rという契約のもと、第一試合に那須川龍心VS龍太郎が行われました。
試合は3R目に那須川龍心が右飛びヒザ蹴りで龍太郎の額がカットします。
龍太郎の流血がとどまることなくレフェリーが試合をストップし、TKOで那須川龍心が勝利を収めました。
試合後にマイクで龍心が「KOできて、ダメージもないんで大晦日どうですかね?」と発言します。
実は大晦日には毎年恒例のRIZINが開催されます。
そのRIZINの主催者である榊原CEOが会場で龍心の試合をご観覧されていたようです。
龍心の発言によりマイクを渡された榊原CEOは「本気でやるなら用意してもいいけど、MMAだよ。兄貴はMMAやった。兄貴と同じ道を歩めるならMMAで」と答えます。
それに対し龍心は「自分の兄もMMA をやった。自分もやるしかないんでMMAやります。」と言います。
榊原CEOは「同じくらいの年齢でごっつい相手を用意します。」と返し、MMAデビューが決まりました。
MMAとは?
出典:スポジョバ
ではここでMMAとはいったい何なのかについてご紹介したいと思います。
MMAとはmixed martial artsの略で総合格闘技のことを指します。
パンチやキックはもちろんのこと、投げ技や抑込技、関節技、締め技を含めた固技などを駆使して戦います。
ほとんどなんでもありのようなルールが総合格闘技「MMA」です。
RISEで開催されたルールは攻撃の種類が少なかったですがRIZINで開催されるルールはMMAなのでとても攻撃の種類が多いのが特徴です。
ですから練習しないといけない攻撃や対策しないといけなことが格段に増えます。
那須川龍心はこれまで攻撃の少ない土俵で戦っていましたが、新しい挑戦としてMMAルールで戦います。
那須川兄弟の経歴
出典:teamtenshin
ここでは那須川兄弟について紹介したいと思います。
兄の天心は主にキックボクシングをしていました。
試合数は通算で42試合で戦績は42勝無敗KO28回でなんと一度も負けたことがありません。
敵なし状態の天心は2021年4月に2022年3月の最後の試合をもってキックボクシングを引退し、ボクシングに転向すると発表しました。
ですが、これまでずっと違う団体で活躍していたK-1王者の武尊とどちらが強いのかをSNSなどで論争が起きていました。
その声が実り、2021年6月に試合が決まり、武尊戦をラストにすると発表しました。
つまり、3月でのキックボクシング引退を撤回し、6月に変更するということでfした。
そして見事天心の判定勝ちでキックボクシングを引退しました。
ボクシングに転向してから2戦2勝の成績を収めています。
弟の龍心は昨年4月にデビューしたばかりで今駆け出し中のプロキックボクサーです。
伝説の系譜という異名を持ち、兄が数々の伝説を打ち立ててきたもの引き継ぐことが期待されています。
戦績は8戦6勝2敗1KOです。
これからもっと場数を踏んで試合数を増やし、勝ち上がっていくことが求められています。
まとめ
ここまで那須川龍心の弟である那須川龍心について紹介してきました。
大晦日に急遽決まった試合で兄の伝説を受け継ぐことができるのか。
今後の活躍に注目です!
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